今回、紹介するキャンプギアはLOGOS「ロゴス」のマイクロステンコンロです。
固形燃料を使用して調理するコンパクトなサイズのコンロで、いわゆる「ポケットストーブ」の一種です。
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名前の通りコンパクト!持ち運び便利でしっかり構造
私が購入する決め手となった理由は、サイズのコンパクトさです。
トランギアのメスティンT-210に収納できるサイズです。
しかも組み立ても簡単!
組み立て手順⇩
①収納袋から取り出します
②上部のカバー(五徳部分)を外します
③土台の足を広げ、カバー(五徳部分をセットします)
④土台の先端ギザギザ部分をカバー(五徳部分)の穴に差込んで固定します
この③番目のカバー(五徳部分)と土台部分を、穴に合わせてセットすることでコンロがグラつかずに安定感が出る。
カバー(五徳部分)は、多少の風よけ効果もあって、少しくらいの風なら別にウインドスクリーン(防風板)も用意すること無くLOGOSマイクロステンコンロだけで、問題なくメスティンでの炊飯ができました♪
ちなみに、パッケージに記載されている説明では…
- 総重量:(約)160g
- サイズ※使用時:(約)8.6×8.6×5.5cm
- サイズ※収納時:(約)8.6×8.6×2.5cm
- 主素材:ステンレス
ステンレス製で頑丈なのも購入の決め手となったポイントです。
100円ショップの固形燃料が使える!
LOGOSのマイクロステンコンロは、パッケージに表記されている専用タブレット燃料【別売】や、付属に専用の受け皿も入っているので、「専用のタブレット燃料しか使えないの?」って思ってしまう人がいるかも知れません…
パッケージに記載されている専用タブレット【別売】と専用受け皿⇩
⇧100円ショップで売っている丸型の固形燃料を使うと、付属の専用受け皿は使いみちが無くなります。
⇧100円ショップのダイソーとセリアで購入した固形燃料をセットした画像です、固形燃料は燃焼後に燃えカスがコンロに付着するので、固形燃料の受け皿があったほうが便利だと思いました。
⇧画像①の様に付属のLOGOS専用燃料の受け皿は、丸型の固形燃料に合わないので使えません。
②〜④の画像では100円ショップセリアで見つけたステンレス小皿を受け皿として使用、丸型の固形燃料に丁度いいサイズ♪
別に、コンロに固形燃料の燃えカスが付いても気にならない方は、そのまま受皿を使わなくてもまったく問題はありません。
私の場合、コンロに付いた汚れを落とすのが面倒なので、受皿を使っています。
固形燃料を使用して火力の弱さに気づく
メスティンで炊飯をした時には、あまり気にしていなかったのですが、セリアのミニ鉄板を使って鉄板焼きをした時に「なんか火力が弱いぞ?」って思いました。
マイクロステンコンロと他ポケットストーブの比較⇩
⇧別製品のポケットストーブで、同じ100円ショップ固形燃料を使い、室内で鉄板焼きをして比較したところ、火力が弱いことに気づきました。
LOGOSマイクロステンコンロの構造上、カバー(五徳部分)が防風の役割を果たしている分、空気の取り込みが悪い、そのため勢いよく炎が上がらない。
そして、五徳に鉄板を乗せるとコンロと鉄板の隙間がほとんど無く、固形燃料と鉄板底の距離が近いことが、火力に影響していると思いました。
逆を考えると、メスティンの炊飯には火力が強すぎないほうが、適している気がします。
円形の形状をした五徳が曲者
LOGOSマイクロステンコンロですが、本体のサイズより大きいクッカーを乗せる分には安定感がありとても良いのですが、コンロの五徳【円形の形状】と同じサイズのクッカーや、シェラカップを乗せるとバランスが悪く不安定です。
シェラカップとメスティンを乗せてみた⇩
⇧上の画像で、シェラカップが五徳の中にズレ落ちることが分かると思います。メスティンは、マイクロステンコンロよりサイズが大きいのでしっかり安定します。
なにか良い解決策はないかと思って調べてみると、Amazonのレビューに色々と工夫されている方の投稿が多くありました。
投稿の中にエバニューのチタン五徳を使い工夫しているレビューがあり、私も同じエバニューのチタン五徳を持っていたので同じように工夫をしてみる事に…
LOGOSマイクロステンコンロのカバー【五徳部分】の4ヶ所に切れ込み加工をしました。
エバニューチタンゴトクをセットしたコンロ⇩
⇧この工夫はかなり使い勝手が良くなりました。
他にも参考になるレビューがあって、見てると結構面白かったです♪
アルコールバーナー用のチタンゴトクを加工しセットすることで、小さいクッカーや丸形底のシェラカップでも安定感が出ました。
チタンゴトクをセットして高さが出た分、炎の高さも丁度いい感じになりました。
※加工をされる方は、自己責任でお願いします。
アルコール燃料を使う工夫
私は、固形燃料より鮎コール燃料を使うことが多いので、私が持っているアルコールストーブを使ってみようと思いセットした結果…アルコールストーブの頭が少し飛び出しました。
トランギアのアルコールストーブをセット⇩
⇧そもそもLOGOSマイクロステンコンロは、固形燃料用のコンロなので、トランギアのアルコールストーブ(同サイズのアルコールストーブ含む)をセットするとカバー【五徳部分】からはみ出してしまう…使えないこともないけどコンロの意味が無い(T_T)
なので、100円ショップの携帯灰皿を使いアルコールバーナーを手作りしました。
100円ショップの携帯灰皿自作アルコールストーブ⇩
火力も固形燃料とほぼ同じで使いやすいです。
⇧上画像④の付属収納袋に、①~③の手順ですべて収まります。コンパクトに持ち運べるので自作アルコールストーブは相性が良くとても便利です。
様々な素材を使いオリジナルの自作アルコールストーブを作ってブログやSNS、動画サイトで投稿している方も多く、参考にして自分で作るチャレンジをするのも楽しいと思いました。
コンロ・チタン五徳・自作アルコールストーブ・受け皿の収納⇩
最後に…
LOGOSのマイクロステンコンロはコンパクトに収納できる事はもちろん、多少風防の役割も果たす構造です。
ステンレス製で頑丈、そして安定感もあるのも良いポイントです♪
弱点は…風防効果がある分、空気の取り込みが悪く、100円ショップの固形燃料では火力不足に感じました。
また、クッカーによって五徳との相性が悪く乗せるとバランスが不安定になる…
弱点を補う工夫が必要ですが、手間暇かけることで愛着が沸く要素になるかも?
個人的にはアリだと思いました。
この記事を見てキャンプギア購入の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
参考動画
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